87日目 ベトナム、ディエンビエンフー~ラオス、ウドムサイ
この場所であったフランス軍との戦いの勝利記念像。
スコールの勢いが半端じゃない。
町中洪水みたいになる。
銀行で両替しようとしたらドル→ドンはできるけどドン→ドルはできないらしい。じゃどこ行けばいいの?って聞いたら市場に行けって言われた。
市場に来たものの全然わからなくて、靴屋のおばちゃんに「両替したい」って言ったらかなり良いレートでラオスキープに換えてくれた。
後で知ったけど、こういう宝石屋とか時計屋で両替してくれるらしい。
泊まった宿のベットはこんな感じだった。
なんか寝てて恥ずかしいけど、これは蚊帳。
出発して国境を目指す。
山が近づいてきてテンションがどんどん下がる。
国境まで35キロ。山がきつくて登りはほとんど徒歩で登った。朝イミグレが開く時間とか気にしてたけど、そんな暇があったらさっさと出発しとけば良かった。
ベトナムのイミグレが見えた。結局ここまで3時間半かかる。
着いた時は職員の昼ご飯休憩だったので、食べ終わるまで待つ。
職員が昼ご飯食べ終わって、無事出国。すごい適当、荷物検査も何もない。
国境。隣の国なのに文字変わりすぎだと思う。
ラオスのイミグレ。適当だった。無事入国。
この先それなりの町まで70キロ。まだ13時だし全然大丈夫だろって思ってたら甘かった。山がめちゃくちゃ険しい。自転車で走る人のために少し考えて道路を作ってあげようっていう心遣いが全く感じられない。上り坂はほとんど歩き。
しかも田舎の田舎っぷりがベトナムよりひどい。野宿できる気配がないので何としても70キロ先までは行きたかった。
そうやって焦ってる時に限ってパンクする。
山の上から見た景色は綺麗だった。
これ見れたからもうラオス出てもいいや、ていうかもう出たいって思った。
薄暗い中下る。結構下って町に近づいてきても街灯とかが一切なくて結構怖かった。暗い中走ってて泥道にはまる経験はもう二度としたくない。
結局着いた時には真っ暗だった。19時過ぎると町中でも暗くて、これが町かよ…って絶望しかけた。
ゲストハウスは発見できた。1泊80000キープ(1000円)wifi無しでエアコン無しで、虫がいっぱい飛んでてアリの行列がある部屋で1000円って高すぎだろ!…って思ったけど文句を言う元気はないので我慢して寝る。
次の日。最近ことあるごとにタイ人に間違われるので、原因を考えながら走る。
車もほとんど通らないので路上に牛が寝てたり犬が寝てたりする。鶏は1日100羽以上見る。
走っても走っても山しかない。しかもアップダウンがかなりきつい。
ずっと、「ラオスふざけんな…」って思いながらほとんどやけくそで走ってた。
ウドムサイに着いた。街灯がたくさんあって文明を感じる。
この2日間、この国ほんとに大丈夫か?って思ってたけど(自分の心配じゃなくてラオスの心配)ちゃんとこういう町もあった。
今のところ山しかないのに物価が高くて、ラオスに対していい印象がない。これに比べたらベトナムはほんとに良かった。
走行距離
102km
102km
ベトナムまとめ
走ったコース
北部を少し走っただけだし、ヒッチハイクも使ったので走行距離はそんなに多くない。ハノイ以外で英語が通じたことはほとんど無かった。ハノイからホーチミンに向かって走ればもっといろいろ見れて面白いんだろうと思う。
いまいち掴みきれなかった国だけど、人はみんな明るくて楽しかった。
あと夏に走るべきじゃないってことがわかった。
走行距離 700km
滞在日数 13日
使ったお金 4000000ドンくらい
パンク回数 1回