67日目 雲南省、大理～雲南省、昆明
大理には2泊した。2日目は雨だった。
これで心置きなく引きこもれる。晴れると『観光地だし一応観光しとくか～』って感じで外を歩いてたけど、雨じゃしょうがない。引きこもるしかない。
午前中はほぼ寝て過ごす。あとは音楽聞いたりしてダラダラする。
たまにはこういう日があっていいと思う。
そういうわけで、大理はあまり観光してないけど雰囲気は良かった気がする。
果物の種類が豊富。頑張って値切ったらマンゴー2コで4元（60円くらい）になった。コーラ1本と同じ値段。買わなかったけど。
上から見た大理の古城区。屋台とかお土産物屋が並んでる。
あとはまあこんな感じ。
出発する。
雲南省ではこの米线っていう柔らかくて太い麺をよく食べてる。どこにでもあるし安い。これで4元。
少し走って大理の新市街に着く。
実はここ数日予備チューブのストックがゼロだったので、「パンクしないでくれー」って念じながら走っていたんだけど、久しぶりに大きい自転車屋を見つけたので開店まで待つことにした。
店の人と一緒に空くのを待つ。
「うちの店長いつも来るの遅いんだよな～」って言ってる。
うん、自分も南池袋でよく似たようなことしてたなーとか思い出すと懐かしい。
ピッタリのサイズは無かったけど、一応予備のチューブが手に入った。
相変わらず山が多いけど暖かいしのどかだし、走ってると眠くなってくる。
楚雄、155㎞ 昆明、317㎞ 上海、3120㎞
上海はいらないだろ… って一人で標識につっこむくらいしかやることがない。
夕方、疲れたしそろそろ寝場所見つけて休みたいと思ってもこのダートの山道がなかなか終わってくれない。
結局ここからしばらく走ったり押したりで、一軒の飯屋を見つけた。
テント張れる場所があるか聞いたら裏の麻雀台の横を使っていいと言われたので、そこにテントを張らせてもらう。
室内なので助かる。
走ってると動物がたくさんいる。最近特に犬によく追っかけられる。
追っかけられないように自分でもいろいろ試しているけど、なかなかいい方法がない。今のとこら、追っかけられる前にこっちから犬をにらむっていうのが一番いい方法のような気がする。
山道。この時少しお腹を壊していたので結構つらかった。疑わしいものがありすぎて原因が何かわからない。
あとは警察に声をかけられて署でお茶を飲んだりする。
昆明まであと124㎞という標識を見てから20㎞くらい走って見た標識に、昆明まであと124㎞と書いてあったので心が折れてそこで泊まることにした。
一平浪という町。この日は宿に泊まった。一泊25元。
けど、もったいないことに日記を書きながら寝落ちした。いまいち疲れが取れなかった。
朝、最近山道ばかりなのでスタート時の気が重い。
一番前の若い人しか普通語が離せない。あとの人は雲南語なんだか、何を言っているのかまるでわからない。
いや、普通語を話されても正直全然わからないけど。
アラブ系少数民族の人たちの飯屋。見た目はいかついけどご飯は美味しい。
道が結構悪くてパンクもする。
もはや道なんだか工事現場なんだかわからないような所もあるし。
昨日、一昨日の疲れがかなり残っていてふらふらだったけど走る。
ようやく大都会昆明に着いた。
めちゃくちゃ疲れた。少なくともあと3日は自転車に乗りたくない。
走行距離
150㎞
143㎞
128㎞
