28日目 江西省、景徳鎮~湖北省、武漢
景徳鎮は陶器で有名な観光地らしい。
今まで雨の日は観光する気にならないし、晴れの日は走らないともったいないのでなかなか観光できなかったけど、久しぶりにいろいろ見て回る。
大きい都市は美味しいものが食べれるから好き。
走っていたら中国人サイクリスト達と遭遇した。目的地も同じだったので一緒に走る。
やっぱり人と一緒に走るのは楽しい。何より道に迷ったときに勝手に人に聞いてくれて、自分はついて行くだけでいいので楽。
それにしてもこの人達チベット目指してるのに適当な格好してるなーって思った。うちの部活の日帰りイベントみたいな格好でチベットを目指している。
「一緒にチベット行くか?」と言われて少し迷った。
途中、鄱陽湖があるので省道が途切れる。向う岸まで渡し船で渡る。
九江に着いた時の景色は印象的だった。長江と橋と船と夕日のコントラストがとてもきれい。こういう時に限ってデジカメの電池が切れているので写真がない。
夜は安宿に泊まる。大勢いると部屋をシェアできるから安い。25元(400円くらい)。
朝ごはん。どんどん注文してくれて、しかも安い。
けどこの朝ごはんの直後からお腹の調子がおかしくなってくる。
目的地は同じ武漢だけど、彼らは3日かけて行くらしいので2日目は別れてひとりで走る。
こんなに天気がいい日は珍しい。走りまくる。
この日は走る、食べる、寝る、トイレに行く、以外のことを何もしていない。
飯。 どうやったら米をこんなにガチガチパサパサに炊けるのか逆に不思議だったけど文句を言わずおかわりをする。
「お前がこの店で最初の外国人だ!」と言われたけど、まぁそりゃあそうだろう…
暑いのと休憩ポイントが少ないのとで時間帯によっては結構きつい。この店でしばらく休む。
時々とんでもない悪路を走らされる。砂埃もすごい。
この道を見たときはさすがに悪意を感じた。
暗くなるまで走って安宿に泊まる。外国人は安宿に泊まれないって噂を聞いていたので、夜に公安が押しかけてこないか心配しながら寝る。
次の日。武漢に着く。
走行距離
162km
190km
92km