自転車ユーラシア大陸横断記

Cross Eurasia by Bicycle

上海ぼったくり事情

f:id:Keita0106:20130416212851j:plain

留学したりアクシデントがあったりで、なんだかんだ上海は長いこと滞在している。

 

上海の特に中心部はものすごく発展していて、観光地も多く、常に外国人観光客で溢れている。

その中で面白いのは外国人(特に日本人)をターゲットにした様々な詐欺、ぼったくりの手口が存在しているということで、旅人が集まるユースホステルにいるといろいろ聞くことができる。

 

観光地の中でも『人民広場』と『南京東路』は特にぼったくり天国になっていて、夕方ころにふらふら歩いていると必ず2~3回は声をかけられる。

 

まず1番多いのは『お茶詐欺』と言われるやつ。

歩いていて「写真撮ってください」とか声をかけられた時はもう95%これだと言っていい。写真を撮った後いろいろ話して、「お茶でも飲もう!」って言って一緒にお茶を飲みに行く。すると請求額がめちゃくちゃ高く、それをみんなでシェアさせてぼったくるっていう手口。(ここがみそらしい。みんなでシェアしてるから大丈夫だろって思ってしまう。)

 

次は高級なバー、飲食店、風俗店のようなとこに「安いから」と言って連れ込みぼったくるやつ。

「道を教えてくれませんか?」とか言われたら80%くらいこれの始まり。そんで話していて相手が日本語を話しだしたらもう99%これです。「女の子と遊べるよ」とか言い出したら完全にアウトです。ついて行ってしまうと、高額な請求を突き付けられて、それを拒むと強そうな男が来て支払いを強要されるらしい。

 

知ってる範囲だと、これくらいだけど他にもあると思う。とにかく向うから声をかけてくる奴は全部疑っていいらしい。

よく考えてみれば、こんな小汚いチビに「写真撮ってください」とか「道教えてください」とか頼むわけがない。

 

対策としては、無視するのが1番だけど、適当に答えて相手にちょっと期待させておいてから結局行かないっていう方が僕は好きです。

もし引っかかってしまった場合でも公安に行けば大丈夫。

 

特にぼったくられる額が1~2万円だと、ぼったくりだと気が付かない場合が多い。自分もそうでした笑

でも1~2万って中国だとめちゃくちゃ大金で、今泊まっているところであれば約半月住めし、牛肉麺100杯くらい食べれる。

 

本当に手口が巧妙なので、知らないとたぶん引っかかってしまうこともあると思います。上海に行く人は(というか海外の大都市ならどこでもあると思うけど)この知識があるだけで違ってくると思うので、行く前に是非読んでいただきたいです。

 


自転車旅行記 ブログランキングへ