自転車ユーラシア大陸横断記

Cross Eurasia by Bicycle

154日目 イラン、ザンジャーン~ミヤーニェ

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ザンジャーン。

1泊だけだったので、ご飯食べに行って、その途中にあったモスク見て、あとは寝てました。

 

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テレビでよく見る集会的なやつやってます。

何を訴えているのかはよくわかりません。

でもテレビで映されてる過激な人たちは真ん中の方だけで、周りには意外と普通の人が見物してます。

 

宿の人に「あれ何?」って聞いても

「いや、知らね。」って感じです。

 

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これはピスタチオの実です。ミックスナッツ食べるときいつも「何でこれだけ殻着いてるの?」って思うやつ。

初めて見ました。そもそもピスタチオって実だったという事実を初めて知りました。

 

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 サンドイッチが安くて量も多くていいです。イランでのご飯は80%くらいこれです。

塩とサフランの粉がテーブルに置いてあるので好きなように振りかけて食べてます。

これで30000リアル(120円くらい)

 

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ザンジャーン出発。

135キロ先のミヤーニェってところまで町が無さそうだったので水とか食べ物とかたくさん買い込んでます。

 

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 何もなくなってきた。

 

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途中休憩してたら農家のおじさんに声かけられました。

 

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りんごと桃くれました。

大量のレーズンがあるので一緒にそれ食べながらチャーイ飲んで休みます。

庭と絨毯が綺麗で和む。

 

いろいろ話してくれるけど、ペルシャ語は「こんにちは」と「ありがとう」と「日本」くらいしか言えないので全然会話できません。

ほとんど勘で答えてます。英語と日本語で。

 

りんご2個と桃2個食べました。

 バナナあげようとしたら「バナナなんていらねぇ」

って言ってくれるおじさんの優しさ。

 

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そしてこれもらった。

ありがとうございます。けどこれすんごい重いです。

 

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走行中はなにもなさすぎて、はぁ~って感じです。

しょうがないのでりんごかじりながら走ります。荷物軽くしたいし。

 

そしたら次はピクニック中の人たちに声かけられました。

 

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木陰に気と布で小さいテントみたいなの作ってチャーイ飲んだりごろごろしたりです。

 

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メロンもらいました。1玉。

 

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あと昼ご飯も。

トマトとジャガイモのスープうまい。

 

「お願いだからもらってください」って頑張ってりんごとバナナをあげました。

 

ここでも会話はすべて勘です。

テヘランの写真見せて」とか「トルコは気を付けろよ」とか

たぶんそんな感じ。 

 

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そしてまた走ります。 

 

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次はスイカ屋に呼ばれました。

 

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スイカくれます。

りんごあげます。

 

半玉くらい食べました。吐きそうです。

出発前にいろいろ買い込んだ自分がアホみたい。

 

イラン人、果物食べるときブドウの皮とかスイカの種とかいちいち捨てません。

全部食います。桃の皮も食います。

 

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友達来ました。

この二人は少しだけ英語話せます。

 

「日本は昔アメリカと戦っただろ?だから日本は好きだ。アメリカは嫌い。イランをテロリスト扱いするし。今イランだけがアメリカと戦ってるんだ! いや、あと北朝鮮か笑」

っていう感じの会話です。

 

親日の理由はこれかなって思いました。

それと反米感情の強さ。中国の反日感情なんかよりもずっと根深いもの感じます。

 

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山深くなってきた。

 

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ミヤーニェの少し手前のアチャチって村でテント張ることにしました。

 

村の人から話しかけられて

「どこから来たの?」

「日本」

「日本!? ちょっと待ってて!」

ってなって、どっかに電話かけました。これはペルシャ語の会話。

 

しばらくすると車が来て

「オー日本人ですか!? よく来てくれましたー 今日はうちで寝てくださいー」

って言われました。日本語で。

 

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来てくれたアスカルさん。日本語うまいです。

 

というわけでアスカルさん宅に泊めていただくことにしました。

この日は助けられてばっかりです。

 

めちゃくちゃ綺麗な家。

 

走行距離

   130km

 

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