自転車ユーラシア大陸横断記

Cross Eurasia by Bicycle

189日目 ブルガリア、ソフィア~セルビア、アレクシナツ

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ミンさん(写真右)と一緒にソフィア出発です。

 

でも韓国人のミエさん(写真中央)が昼ご飯を作ってくれるみたいなので、それだけは食べていこうってなりました。

 

作ってくれたみそ汁が美味しすぎて、ミンさんとこれをいかにしてテイクアウトするか考え抜きました。

 

ミンさんはタッパーみたいなやつに入れて持って行くらしいです。

 

今まで、シャンプーとかトマトとかをバックの中で爆発させたことのある自分としてはちょっと怖くてやめときました。

みそ汁爆発したら立ち直るまでに結構時間かかりそうだったので。

 

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ミンさんはマケドニアに行くらしいので、すぐお別れです。

宿で仲良くなった人はみんなマケドニアイスタンブールに行くと言っていて、セルビア方面が誰もいなくて悲しかったです。

 

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天気も良くなって、綺麗だけど単調な道を走り、

 

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セルビア入国。

 

言語はセルビア語、通貨はセルビアディナール、首都はベオグラード

時差は夏が7時間で、それ以外が8時間です。

 

ブルガリアはまだ多少あったんですが、セルビアに至っては何も思いつくものないです。

なんか国名聞いたことあるかなってくらい。

 

今のところセルビア語覚えようってモチベーションも全くないし、

ちょっと前にドイツ人のレイナーさんが

「地雷に気を付けろ」

とか言ってたし、ちょっともう早く出たいです。

 

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でも山の中の小さい町とかはのどかでいい雰囲気でてます。

 

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少し走って、キャンプ場を見つけてここで寝ることにしました。

1泊500ディナール(600円くらい)

 

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農場兼キャンプ場みたいなところだったんですけど、孔雀たくさんいます。

 

あと犬がいました。

常にテントの前にいて、何か来たら吠えて追い返してくれてたみたいで、すごかったです。

 

テント張ってシャワー浴びて、

晩ご飯を今からせっせと作るのもめんどくさいので、

 

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米と塩。

 

ひもじい。

 

米完全に冷え切ってるし。

 

でも朝昼たくさん食べたし、明日は絶対うまいもの食べようって思えるしいいです。

 

良く言えば銀シャリだし

 

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 次の日は尋常じゃないくらい寒かったです。

テントに霜降りてます。

 

5時くらいに目は覚めても、8時くらいまで身動き取れませんでした。

 

「勘弁してくれよ」と「何でおれサンダルなんだよ」って20回くらい思いました。

 

8時過ぎからテントを乾かしてから出発です。

 

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小さい町でも必ず小さい教会があります。

 

ブルガリアではまだたまにモスク見たけど、ここら辺では全く見ないです。

完全にキリスト教文化圏入ったなって感じです。

 

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すごい崖の下を落石におびえながら走り、

 

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ニーシという街に着きました。

 

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結構大きい街で、見どころがいろいろありそうな雰囲気だけは感じたんですが、

何も情報もってないのでスルーでした。

 

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夕方に見つけた小さい教会の前でテント張らせてもらうことにしました。

 

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ここにも犬います。

 

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犬に見られながらの自炊。

 

クルミがたくさん落ちてたのでそれ拾って、インスタントのトマトソース混ぜてパスタでした。

 

完成図がいつもと全く同じだったので写真撮らなかったです。

 

クルミの殻割るのが大変でした。

考えた結果でっかい石で割ってたんですど、たぶんはたから見たら縄文時代的な光景だったと思います。

 

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次の日も寒いです。

8時くらいまでテント内で待機して、気温が上がってきたら出発です。

 

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少し走ってアレクシナツっていう小さめの街に着きました。

 

地図見てたらおじさんに声かけられて、

ベオグラードに行きたい?じゃあとりあえずコーヒー飲むか!」

ってなりました。

 

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ヨーロッパに入ってからはあまり人に声をかけられないので、

こういうことは珍しいです。

 

「昔はスイスで働いてたけど今はここで何もしないでのんびりしてる。」

って言ってます。

 

セルビアは世界的にもかなり失業率が高い国らしくて、要するにこの人も失業者かなと思いました。

いや、この時は思わなかったけど、この後だんだん思ってきます。

 

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おじさんと一緒に町を見て歩きます。

と言ってもこの日は日曜日でほとんどの店が閉まっているので、小さな露店とかを見て回ります。

 

靴下見つけて、

「これいくら?」

って聞いたら

「ん、これが欲しいのか?じゃ300ディナール、俺に渡しな。」

って言われたけど、店の人に200ディナール渡したら50ディナール帰ってきました。

 

気づかなかったふりしたけど、このおじさんはまぁそういう人でした。

 

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ある程度の大きさの街だと中国系の店が必ずあります。

 

何でどの店もこんなに中国を主張してるのか不思議です。

もうちょっと周りに溶け込めばいいのにって思います。

 

売ってるのは他の店の3分の1くらいの値段でめっちゃ安いです。

 

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で結局この日はおじさんの家に泊めてもらうことにしました。

 

「晩ご飯レストランで食べたいなら1000ディナールだ!」

って言われたけど、

「いや、家で作りたいです。」

って言って400ディナールくらいでこれ作って食って寝ます。

 

走行距離

   80km

   100km

   20km


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