103日目 タイ、ノーンカーイ~ルーイ
ノーンカーイの宿。300バーツ(900円くらい)
宿のおばちゃんが日本語少し話せる人で、しかも宿兼とこやだったので4か月ぶりに髪切ってもらった。
感想は、やっぱり日本の美容師はすごいってことですかね。
タダでやってくれたので何も文句ないけど。
髪切るのに2時間くらいかかって、昼過ぎにスタートした。
今まで国境を越えるたびに「中国は良かった…」「ベトナムは良かった…」って思ってきたけど、タイはいい!
適当に注文してもこのクオリティのチャーハン出てくるし。
食堂にメニューがある。と言っても、メニューが7種類あるってことと、何が出てきても35バーツ以上になることは無いってことしかわからないけど。
あと何より、小さい町にもセブンがある。
ここで座ってカップラーメンを食べるって、日本の休憩と全く同じことができる。
スタートして少し走ったところの名前も覚えてない町だけど、ラオスで見たほとんどの町を超えた。
ただ、天気の切り変わりが激しいのと犬が追いかけてくるのは少し困る。
ベトナム、ラオスでは合わせても1回しか追いかけられなかったけど、タイはすでに4回くらい追いかけられてる。でも中国では1日に5回くらい追いかけられる日もあったのでそれよりかはましではある。
あと、すぐ雨が降るので1日最低2回はずぶ濡れになる。
夜は町であったドイツ人のおじさんの家の前でテントを張らせてもらった。
この家の子供が英語のスピーチコンテストで地区予選を勝ち抜いて、この次の日タイ南部の大会があるらしい。
聞かせてもらったけど、流暢すぎて6割くらいしか聞き取れなかった。
7歳だけど確実に自分より英語上手かった。
次の日、起きたら雨が降っててドイツ人のおじさんに「バスで行けば?」って言われたのでバスを待つことにした。
ルーイ行きのバスは9時に来るらしい。8時にバス停に行ったらさすがに早すぎて、警察の見張り小屋みたいなところでバスを待つ。途中このおじちゃんが朝ごはん食べに行っちゃって一人で取り残された時はどうしたらいいのかわからなくて困った。
で、ここが一応バス停らしいけど2時間半待ってもバス来ないし、来る気配が全然ない。このバス停があってるかもわからないし「バスの旅ってこんなに根気がいるもんなの…」って思いながら来るかもわからないバスを待った。
結局、我慢できなくなって走り始めた。走り始めてすぐルーイ行きのバスに抜かれて「マジか…」って思った。
バスに乗れなかったのが悔しかったのでヒッチハイクとかしながら走る。
夜は寺野宿。警察署前に張らせてもらおうかすごい悩んだけど、交渉がめんどくさそうだし寺にした。
寺は本当にいい。屋根あるし、水もトイレも使えるし。しいて言うなら、住職の人が見つからなくて探すのが大変。
昨日の夜、何故か食パンを枕にして寝てたので朝ごはんはその潰れた食パンを食べる。
枕兼朝食という食パンの汎用性の高さ。
タイは英語通じる人多い。通じなくても大体近くにいる話せる人を呼んでくれて会話に困ることはあまりない。
ルーイに着いた。
ケンタッキーもミスタードーナッツもある。ラオスでは首都でも無かった。
走行距離
78km
106km
50km