183日目 ブルガリア、Stoykovo~ソフィア
ブルガリア、楽しいです。
まだ1日しか走ってないけど。
ヨーロッパの中ではかなり貧しい方の国らしいんですけど、それでもやっぱり先進国です。
僕はこういう綺麗なスーパー好きで、大体なんでも揃いそうな安定感とか素晴らしいなって思います。
まぁ寝床はいつも通り、というか今までの平均をわずかに上回る劣悪さだったけど。
林の中にテントを張るのはいかにも野宿だけど、できればやりたくないです。
虫出るし、テント濡れるし。
この林は石とゴミだらけだったし。
実はコンクリの上が1番好きです。
地図購入しました。
間違ってブルガリア語で書いてある地図を買ってしまったんですが、衝撃の読めなさです。
ほんとにこれブルガリアの地図か?ってなって何回か見返しました。
これは入国してすぐ気づいたことなんですけど、
ブルガリア語、英語と似て非なるもの過ぎてちょっときついです。
読めそうで、全く読めません。
どちらかというとロシア語に近いみたいです。
ロシア語知らんけど。
話は急にそれますが、ここら辺はまだトルコに近いせいか、たまにトルコ人に会います。
「日本人です」って言うと
「おぉーー!」ってなって何故か毎回抱き合います。
で、その時に自分のなけなしのトルコ語使うとめちゃくちゃ喜んでくれます。
その度に、やっぱりその国の言葉を覚えるのって重要だなって改めて感じます。
けど言葉の覚えやすさって、その国の人たちのフレンドリーさと少し関係ある気がして、向うからすごいいろいろ話されると、なんとなく少しずつ覚えていきます。
ただ、ヒンドゥー語は一切覚えなかったので単にやる気の問題な気もするんですけど。
ブルガリア人はそこまでのフレンドリーさは無いというか、
異国の人間がチャリ乗って来た時に、
インド人なら真ん前2m以内に5~6人立ってガン見してくるのに対して
ブルガリア人はコーヒー片手に遠目からチラ見するって違いです。
でもこっちが笑えば笑い返してくれます。
そういう素朴な感じのブルガリア人も好きなのでブルガリア語もできれば覚えたいなと思いました。
地図買ってさっそく挫折しそうだけど。
そして走行中は特に何も起こりません。
暇です。
休憩のケバブ屋で深く考えずに1番でかいサイズ頼んだら、もうすごいでかかった。
ハワイでLサイズ頼んだら死んだ、って話を思い出しました。
ブルガリアも若干注意が必要かもです。
自転車旅行者にとっては最高ですけど。
日常的にこれ食べてればそりゃあでかくなるわって感じでした。
ここにも500ml MONSTERありました。
基本がこのサイズみたいです。
確かにブルガリア人の体積、軽く日本人の2倍くらいはありそうなので、丁度よさそうな気もします。
こんな看板ありました。
マックの存在を93キロ手前から告知しています。
この看板見て
「お、あと93キロ走ればマックあるよ!」
ってなる人どれくらいいるのかなと思いました。
北海道におけるジャスコ的な位置づけと考えていいのかなと。
まぁ僕はこのおかげで、この国にマックがあることを相当事前に知ることができたし、
気分の上がり下がりの全くないブルガリアの路上において、ごくわずかにテンションが上がったので良かったです。
ガソリンスタンドで野宿して次の日の朝です。
無敵だと思っていたガソリンスタンドですが、思わぬ落とし穴がありました。
火気厳禁なので自炊できません。バーナー取り出したところで従業員来て止められました。
やる気も無かったので、喜んで売店のクロワッサン食って寝ました。
霧雨が降っていて走りたくなかったんですけど、ここに連泊するのはちょっとありえないので出発します。
このレベルのステーキが5レフ(350円くらい)なので幸せです。
そして自炊する気どんどん失せます。
走って、途中にあった小さい村で野宿しようと思いました。
まずガソリンスタンドに行って水を汲みます。
最近は水道水の中でもガソリンスタンドの便所水道水飲んでます。
水道水飲み続けてるおかげで水道水のうまいまずいがわかるようになってきました。
ブルガリアの便所水は侮れないうまさです。
あとこれも割と必要ない、というか日本に返ったら完璧に必要ない技能なんですが、
野宿場所の寝心地が事前になんとなくわかるようになってきました。
この町は寝心地すごく良くなさそうだったので、やっぱり先に進むことにしました。
首都まで残り20キロとは思えない静かさ。
結局寝床が見つからないままソフィア着いてしまいました。
そして例のマック発見しました。
あの看板からここまで140キロくらいあったけど。
電源とwifi使えると聞いて、この日の寝床決定です。
走行距離
100km
130km