161日目 イラン、マークー~トルコ、ドゥバヤジット
マーク―も1泊だけでした。
かなり駆け足でイラン走ってます。
というのもビザの期限が15日で、この日がもう滞在13日目だったからです。
出発前に余ったリアルをトルコの『リラ』に換えときました。
1リラは大体50円くらい。
少し走ってイラン最後の町が見えてきます。
名残惜しい。
国境付近にたくさんいる両替屋の人。
いつもならうっとおしいなって思うところだけど、ここでは「I like Iran!」って言いまくりました。
一切両替はしてないけど。
イランとトルコのイミグレーション。
今までの国境と比べると少し荷物チェックが厳しいです。
素通りしようとしたら
「荷物はここ通してねー」って言われて、
めんどくさかったので自転車ごと通しました。
ちなみにトルコ側でこれやろうとすると怒られます。
無事出国
そして無事入国。
時差6時間です。
字が読める。感動。
ノアの箱舟がたどり着いた場所、と言われているアララト山です。
たぶんこれだと思う。あんまり自信ないけど。
国境近くであったイギリス人のサイクリスト。
「トルコではガソリンスタンドに泊まるといいよ!」
って教えてくれました。
「イランはどこがいい?」って聞かれたので
「全部」って答えておきました。
30キロくらい走った、ドゥバヤジットの街。
町の名前の発音難しくてトルコ人に全然伝わりません。
賑やかでいろいろな物売ってます。
スーパーとかもうめちゃくちゃ綺麗です。勢い余ってでかいマーガリン買いました。
だんだん文化レベル上がって来てるのを感じます。
と同時に物価も上がって来てます。
これ10リラ(500円くらい)です。インドなら10食食えます。
そいうえばこの日オリンピックが東京に決まったことをしってすごい喜びました。
そして、最後イスタンブールと争ってたことも知って「何でこのタイミング…」って思いました。
イランまとめ
走行コース
出発前、イランにも行くかもしれないって言うとほとんどの人に
「危ないでしょ」とか「やめた方が良いよー」とか
「拉致されてニュースにならないで」って言われたし、正直自分の中でも1番未知で不安があった国でした。
でも実際は全然違います。めちゃくちゃ安全です。
それどころか今までで1番良かったです。
確かに国、政府の考え方とかは多少危険そうだけど、それと自転車で走るときの危険性とは全く関係ないわけで。
イラン人の人間性は素晴らしいです。優しくて紳士的で、すぐ助けてくれて。
イラン滞在中1回も嫌な思いとか不快な思いをしてないです。毎日感謝です。
もっとたくさんの人に実際のイラン人の人間性の良さを知ってほしいなーって思います。
心洗われるというか、なんか日本人にないものを持ってる感じです。
本当に戦争とかにならないでほしいです。
あ、あと、インターネット規制は半端じゃなく厳しかったです。半端じゃなかったです。
走行距離 900km
滞在日数 13日間
使ったお金 380万リアル(12000円くらい)
パンク回数 1回