100日目 ラオス、ビエンチャン~タイ、ノーンカーイ
結局、ビエンチャンには5泊もした。けどすこぶる体調が悪かったので5泊6日中4日は寝てた。
1日目2日目は腰とお腹がずっと痛くて、宿のフロントでひたすらダラダラ過ごす。たまに来る日本人と話したり、近寄ってくるニューハーフのお姉さんと話したり。
この魚はめっちゃうまかった。ギリアムと歩いてると自分はラオス人ガイドさんか何かに思われて、店の人に通訳を求めらる。「いや、僕ラオス人じゃないです…」って言うたびになんだか切ない。ギリアム爆笑してるけど。
3日目、なんか回復してきたような気がしたのでオリジナルTシャツ作りをしたり、ショッピングモールを見たりしたけど、それ以外は寝て過ごす。けど腰痛のせいで寝てるのも結構しんどかった。夜に町中をふらふら歩いてると、よく「葉っぱ」(麻薬)って声をかけられて都会だなぁと感じる。
4日目、風邪っぽい症状があるなーとは思いつつ次の日には出発する予定だったのでビエンチャンの見どころっぽい所を自転車で流し見する。腰痛がなかなか治らなくて困る。
4日目にして初めてコンビニ入ったら感動のクオリティだった。
インスタントラーメンがやたらかっこよかったので、これともち米買ってご飯にする。
5日目、朝起きたらものすごく頭痛かった。熱もあるし身体のだるさがすごい。完全に風邪ひいた。ギリアムに「おれ今日出発無理だわ…」って言ったら「そっか…じゃ俺ももう一泊しよ!だるいし!」ということで、ギリアム絶対だるくないけど2人で5泊目に入る。この日は本気で寝た。
6日目、全部治った。出発する。といっても国境を越えただけだけど。ギリアムとはここで別れた。彼はこのままラオスを走ってカンボジアに行く。
タイとの国境の友好橋まで20キロくらい走って、ラオス側のイミグレ。
問題なく通過。
出国。ここから左側通行になる。
タイに入国してすぐセブンイレブン見つけて、「この国ならやっていける」と確信した。
国境の町ノーンカーイで宿を見つけて泊まる。
初めて本格的に体調を崩して、改めて体調管理の重要性を感じた。2~3か月なら気合で何とか乗り越えられるけど、それ以降はちゃんと回復しながらじゃないと身体がもたないんだなと。今回はいろいろ併発してかなりしんどかった。腰痛治らなかったら帰国した方がいいんじゃないかとか思った。
なのでこれからは体調管理に気を付けながら旅をしようと決めた。食べ物とか、日々の歯磨きとか。
走行距離
28km
ラオスまとめ
走ったコース
ラオスも北部だけしか走ってない。とにかく山深かったという印象。毎日山だった。「南部は良い」って言う人が多かったので次もし行くことがあったら、南部に行きたい。自転車では二度と行きたくない。
見どころもそんなに多くないけど、逆にそういう所がいいのか欧米人の観光客は多かった。確かに観光地に行っても人が素朴な感じというか、観光地っぽくない静かさがあって良かった。
ビエンチャン以外は本当にものすごい田舎で、まさに自給自足の生活。交通量もすごい少なくて、ビエンチャンの物資が全然周りに行き届いてないような気がする。
意外と物価は高い。タイ製品とか中国製品が多い。テレビもタイの番組がやってる。たまに日本製品もある。
あとパンクが多かった。ラオスだけで6回のパンク。その内5回が前輪でまだよかった。全部後輪だったら発狂してたと思う。タイに入ってからよーく調べたら、おそらく3~4回の原因だったであろうちっちゃい針を見つけて取り除いた。
走行距離 850km
滞在日数 15日
使ったお金 1500000キープ(19000円くらい)
パンク回数 6回