帰国後
日本に帰国してから1ヶ月くらい経ちました。
旅行中は8ヶ月で1万枚くらい写真撮っていたんですが、帰国後は1ヶ月で2枚くらいしか撮ってなかったので、旅行中の写真とかでごまかしつつ書いていきます。
帰国後何をしていたかというと、まずインドで会ったあきとさんの家に行って、5か月分の週刊少年ジャンプもらって来ました。自転車で。
たくさんの荷物を8ヶ月間運んでくれた自転車に対しては深く感謝しているのですが、次に運ばせたものがジャンプ20冊だったのでなんか少し申し訳ない気持ちになりました。
その後は大学に戻ったり、バイトに戻ったりして少しづつ社会復帰してます。
というか、もうすでに出発前の生活にほぼ完全に戻ってます。
旅行中の8ヵ月は途方もなく長く感じたんですけど、日本はそこまで激しく変化してなくて安心でした。
あと旅行中は
”日本帰ったら絶対温泉行こう”
って常に思ってたんですけど、1人で行くのが嫌なのでまだ行けてないです。
誰か早く一緒に行きましょう。
温泉は行ってないけど、クリスマスに東京ドームのPerfumeライブには行ってきました。しかも2日連続で。
旅の後半はもうこれだけが心の支えだったと言っても過言ではありません。
めちゃくちゃ良かったです。
やったことの中で1番重要かつ伝えたかったことはこれで、あとのことはまぁどうでもいいっちゃいいです。
このブログもこの記事で最後だと思うので、少し振り返ってみますと、
出発して1週間、走行距離0mで一次帰国していきなり4万円ふっ飛ぶ、なんてアクシデントもあったんですけど、ようやく上海を出発できた日、絶対にパリまで行くのは無理って思いました。
荷物が重すぎて全然進まない上に、パリが果てしなく遠すぎたので。
だから“行けるところまで走ろう”くらいの気持ちで少しづつ目標立てて、少しづつ達成して、を繰り返して走ってました。
途中本当にいろいろな人に助けられたなぁと思います。
地元のサイクリストとか、トラック運転手とか、農家のおじさんとか、牧師さんとかとか。
みんな本当に心暖かくて助けられた回数はもう数えきれません。
ほとんど常に”もうやめたい…”って思ってたんですけど、助けられるたびに”もうちょっと走るか。”って思えました。
こういう人たちの助けが無かったら絶対に達成できなかった自信あります。
滞在時間20分の国でも”行った”とカウントして良いなら、
計21か国行ったと思います。(たぶん)
それぞれの国で文化や人間性が違って、面白かったです。
ただ人の根本的な部分はどこに行っても同じだなと思いました。
笑うときは笑って、怒るときは怒る。
当たり前だけど。
まぁ細かく書いていくときりがないんですが、
そんなことを思いながら毎日少しづつこいで、パリまでなんとか到達できてました。
毎日が貴重な経験でした、道中で出会った方々、サポートしていただいた方々、ここまで頑張ってくれた自転車、あとは自転車旅そのものに心から感謝しています。
乗っていた自転車は今現在埼玉県朝霞市にある自転車屋『ふえきサイクル』で飾ってあります。
旅行中、メカニックの知識ほぼゼロの僕が最後まで走れたのはふえきサイクルの強力なメカニックの方々がバックについてくれていたおかげです。
最後はホイール大破しそうになってたけど、それ以外メカニックに関してはほとんど心配することなく走れました。
さらには帰国後の忘年会でお祝いしていただいたりで、
大変お世話になりました。
これからについてですが、
1月の終わりの方に、これまたふえきサイクルメンバーの方のお力添えによって、簡単な結果報告会のようなものを行えることになりました。
こういうことをしたことがないので、すでに今から緊張ぎみです。
それが終わったら、大学院卒業目指して頑張って、ちゃんとした形で社会に出れるよう全力を尽くすつもりです。
いろいろな国を見てきて、いろいろなことを思ったんですが、
簡単に言うと、これからは日本のために頑張りたいなという気持ちです。
もしこれから自転車で長旅しようと思っている方がいたら使っていた道具とか、あげれるものはあげます。
ぼろぼろ過ぎて見た瞬間、いらねって思うと思うけど。
でも声かけてもらえるだけでもすごく嬉しいので、気軽に声かけてください。
最後になりますが、
旅の最中、コメントやスターで応援していただき本当にありがとうございました。
コメントをいただいて励まされたことも多々ありましたし、それが実際走る力にもなっていました。
正直ブログの更新はめんどくさかったんですけど、このブログを通して知り合えた方もいますし、はてなブログにはいろいろな人がいて楽しかったし、今はブログを書いていて良かったなって心から思います。
もう絶対ないと思うんですけど、もしまた自転車旅に出るときはまたブログ書こうかなと思います。
短い間でしたがお世話になりました。
本当にありがとうございました。