読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

自転車ユーラシア大陸横断記

Cross Eurasia by Bicycle

帰国後

日本

f:id:Keita0106:20131207162702j:plain

日本に帰国してから1ヶ月くらい経ちました。

 

旅行中は8ヶ月で1万枚くらい写真撮っていたんですが、帰国後は1ヶ月で2枚くらいしか撮ってなかったので、旅行中の写真とかでごまかしつつ書いていきます。

 

 

f:id:Keita0106:20130810153712j:plain

帰国後何をしていたかというと、まずインドで会ったあきとさんの家に行って、5か月分の週刊少年ジャンプもらって来ました。自転車で。

 

たくさんの荷物を8ヶ月間運んでくれた自転車に対しては深く感謝しているのですが、次に運ばせたものがジャンプ20冊だったのでなんか少し申し訳ない気持ちになりました。

 

その後は大学に戻ったり、バイトに戻ったりして少しづつ社会復帰してます。

というか、もうすでに出発前の生活にほぼ完全に戻ってます。

 

旅行中の8ヵ月は途方もなく長く感じたんですけど、日本はそこまで激しく変化してなくて安心でした。

 

あと旅行中は

”日本帰ったら絶対温泉行こう”

って常に思ってたんですけど、1人で行くのが嫌なのでまだ行けてないです。

誰か早く一緒に行きましょう。

 

f:id:Keita0106:20131224153820j:plain

温泉は行ってないけど、クリスマスに東京ドームのPerfumeライブには行ってきました。しかも2日連続で。

旅の後半はもうこれだけが心の支えだったと言っても過言ではありません。

めちゃくちゃ良かったです。

 

やったことの中で1番重要かつ伝えたかったことはこれで、あとのことはまぁどうでもいいっちゃいいです。

 

f:id:Keita0106:20130404111529j:plain

このブログもこの記事で最後だと思うので、少し振り返ってみますと、

出発して1週間、走行距離0mで一次帰国していきなり4万円ふっ飛ぶ、なんてアクシデントもあったんですけど、ようやく上海を出発できた日、絶対にパリまで行くのは無理って思いました。

 

荷物が重すぎて全然進まない上に、パリが果てしなく遠すぎたので。

 

f:id:Keita0106:20130521115503j:plain

だから“行けるところまで走ろう”くらいの気持ちで少しづつ目標立てて、少しづつ達成して、を繰り返して走ってました。

 

f:id:Keita0106:20130523210715j:plain

f:id:Keita0106:20130614195342j:plain

途中本当にいろいろな人に助けられたなぁと思います。

地元のサイクリストとか、トラック運転手とか、農家のおじさんとか、牧師さんとかとか。

みんな本当に心暖かくて助けられた回数はもう数えきれません。 

 

ほとんど常に”もうやめたい…”って思ってたんですけど、助けられるたびに”もうちょっと走るか。”って思えました。

こういう人たちの助けが無かったら絶対に達成できなかった自信あります。

 

f:id:Keita0106:20130904233709j:plain

f:id:Keita0106:20130911184315j:plain

滞在時間20分の国でも”行った”とカウントして良いなら、

計21か国行ったと思います。(たぶん)

それぞれの国で文化や人間性が違って、面白かったです。

 

ただ人の根本的な部分はどこに行っても同じだなと思いました。

笑うときは笑って、怒るときは怒る。 

当たり前だけど。 

 

f:id:Keita0106:20130911171644j:plain

まぁ細かく書いていくときりがないんですが、

そんなことを思いながら毎日少しづつこいで、パリまでなんとか到達できてました。 

 

毎日が貴重な経験でした、道中で出会った方々、サポートしていただいた方々、ここまで頑張ってくれた自転車、あとは自転車旅そのものに心から感謝しています。 

 

f:id:Keita0106:20130331141440j:plain

乗っていた自転車は今現在埼玉県朝霞市にある自転車屋『ふえきサイクル』で飾ってあります。

 

旅行中、メカニックの知識ほぼゼロの僕が最後まで走れたのはふえきサイクルの強力なメカニックの方々がバックについてくれていたおかげです。

最後はホイール大破しそうになってたけど、それ以外メカニックに関してはほとんど心配することなく走れました。

さらには帰国後の忘年会でお祝いしていただいたりで、

大変お世話になりました。

 

f:id:Keita0106:20130805134226j:plain

これからについてですが、

1月の終わりの方に、これまたふえきサイクルメンバーの方のお力添えによって、簡単な結果報告会のようなものを行えることになりました。

こういうことをしたことがないので、すでに今から緊張ぎみです。

 

それが終わったら、大学院卒業目指して頑張って、ちゃんとした形で社会に出れるよう全力を尽くすつもりです。

いろいろな国を見てきて、いろいろなことを思ったんですが、

簡単に言うと、これからは日本のために頑張りたいなという気持ちです。 

 

 

f:id:Keita0106:20130622160452j:plain

もしこれから自転車で長旅しようと思っている方がいたら使っていた道具とか、あげれるものはあげます。

 

ぼろぼろ過ぎて見た瞬間、いらねって思うと思うけど。

 

でも声かけてもらえるだけでもすごく嬉しいので、気軽に声かけてください。

 

 

最後になりますが、

旅の最中、コメントやスターで応援していただき本当にありがとうございました。

コメントをいただいて励まされたことも多々ありましたし、それが実際走る力にもなっていました。

正直ブログの更新はめんどくさかったんですけど、このブログを通して知り合えた方もいますし、はてなブログにはいろいろな人がいて楽しかったし、今はブログを書いていて良かったなって心から思います。

もう絶対ないと思うんですけど、もしまた自転車旅に出るときはまたブログ書こうかなと思います。

 

短い間でしたがお世話になりました。

本当にありがとうございました。

 

f:id:Keita0106:20130521193123j:plain


自転車旅行記 ブログランキングへ

246日目 フランス、パリ~日本、家

フランス 日本

f:id:Keita0106:20131127211830j:plain

着きました。

最後の目的地のパリ。 

 

実感があるようなないような、

なにか特別なことをしたという感じはしません。

 

毎日毎日、朝起きて、荷物を積んで、こいで、食べて、荷物下して、寝て、

って作業をひたすら繰り返していただけで、

 

到着してすぐ急にすごい達成感が湧いてくる感じではなかったです。

 

ただ凱旋門を見たときは多少こみ上げてくるものはありました。

やっぱり、ずっとこれが見たいと思って走って来たので。

というか寒さで鼻水がとめどなく出てました。

 

なんとなく凱旋門の周りを2周しました。

 

f:id:Keita0106:20131126231425j:plain

後半相当急いだお陰で到着したのはフライト日の2日前だったんですけど、

いつも通り観光する気しません。

 

着いただけでもう満足なので、せっかくここまで来たのにここで下手に外に出て余計なトラブルとかに遭うの嫌だなっていうのか正直な気持ちでした。

 

でも一応帰国後に、”パリに行ったのにこれを見ないのはあり得ない”とか言われない程度に見ておくことにしました。

 

f:id:Keita0106:20131127214813j:plain

と言っても凱旋門とエッフェル塔くらいしか知らなかったので、この2つだけ見て、

 

f:id:Keita0106:20131126224634j:plain

6か月ぶりに中国語表記のマック見つけたりもしつつ宿に戻りました。

 

f:id:Keita0106:20131128052558j:plain

泊まった宿が『ドリームハウス』っていう日本人宿だったので帰国前日の夜はそこで会った人達と外を歩きました。

 

シャンゼリゼ通りのクリスマスマーケット見たり、

 

f:id:Keita0106:20131128060906j:plain

この光ってるエッフェル塔見るためにダッシュしたりしました。

 

でもこの旅の最後の夜をこういう風に楽しむことができて、しんみりと嬉しかったです。

 

正確に言うと、最後の夜はこの次の日で、空港までの真っ暗な道の中ライトなしで走ってました。

たぶん車専用道をトラックのおじさんから怒鳴られつつ走り、着いた時間がフライト時間ぎりぎりだったので自転車をかつてなく雑に梱包し、計30kg以上の荷物を担いで空港内をダッシュする、という夜でした。

 

ただ8万円くらいした航空券を無にするわけにはいかなかったので必死でした。

なんとか飛行機には乗り込めたんですけど、必死過ぎて写真1枚も撮ってなかったです。 

 

f:id:Keita0106:20131129123700j:plain

ドバイ経由で、8か月間かけて走ってきた道の上空をたった1日で飛び、

 

f:id:Keita0106:20131130055848j:plain

羽田空港

税関での”おかえりなさい”が嬉しかったですが、とりあえず朝まで空港の椅子で寝なければいけなかったのでこの時点では特に感動とかないです。

 

f:id:Keita0106:20131130063224j:plain

朝になり、家に向けて出発。

 

日本の空は綺麗。

 

f:id:Keita0106:20131130064750j:plain

帰国後、最初に食べたものはラーメンでした。

ここら辺から日本の素晴らしさに少しずつ感動が込み上げてきます。 

 

日本語が通じるし、町中が日本語で溢れているし、ラーメンうまいし。

 

f:id:Keita0106:20131130100816j:plain

こんな普通の風景もこの時は結構感動でした。

 

都庁があるし、コンビニもあるし。

 

途中おじさんとの

「すごい荷物だね、どっかに行くの?」

「いや、長い間旅をしていて、今日帰って来たんです。」

「へぇ~ お疲れ様」

っていう普通の会話とかも感動でした。

 

f:id:Keita0106:20131208190928j:plain

家に帰る前に『ふえきサイクル』によりました。

たくさんの人に出迎えていただいて、本当に嬉しかったです。

 

やり遂げたんだな。

って少し実感しました。 

 

お礼を言って、少し走って

 

家に帰りました。

 

 


自転車旅行記 ブログランキングへ

243日目 フランス、ペイセ=ナンクロワ~パリ

フランス

f:id:Keita0106:20131122191049j:plain

ギュートの車で山を下りて、ここからスタートです。

 

路面凍結しまくっているため、尋常じゃなく危険です。

 

f:id:Keita0106:20131122191756j:plain

f:id:Keita0106:20131122215034j:plain

f:id:Keita0106:20131122222501j:plain

さすがにこんな風景見ながら走っていると自分の正気を疑いたくなります。

 

いや、世の中には冬の北海道をチャリンコでツーリングしてる人もいるので、できないことはないと思うんですけど、

自分の場合こんな道を走るなんて微塵も予測してなかったので心構え的なものが足りない気がしました。

 

1番足りない気がした点は手の防寒具が軍手ってところですかね。

手冷たい、ではなく、完全に痛いです。

 

あと普通に雪崩とか怖かったです。

 

f:id:Keita0106:20131123164646j:plain

ここで野宿。

 

最近寝るときの服装は

 

バイトの店長からもらったユニクロヒートテック、の上に

かにゃーおさんからもらったTシャツ、の上に

ギュートにもらったTシャツ、の上に

プラハで買ったどっかのメーカーの長そで、の上に

サメットにもらったシャツ、の上に

モンベルのゴアテックスレインウェア(本物)、の上に

ポカラで買ったノースフェイスのゴアテックスレインウェア(偽物)、の上に

ポカラで買ったノースフェイスのフリース(偽物)、です。

 

 

”南極行けるんじゃねえか?”

ってくらい重ね着しているので寒さはそこまで苦ではありません。

 

この重ね着をしてる状態自体が苦だけど。

最後のフリースとかもうはち切れそうだし。

 

f:id:Keita0106:20131123215126j:plain

ギュートの家からパリまでのちょうど直線状上にギュートの友達が住んでいるらしくて、この日はそこ目指します。

 

f:id:Keita0106:20131124001619j:plain

細い入り組んだ道を走り、暗くなったころにようやく目的の街に着きました。

 

村人に

「ここの住所に行きたいです。」

って言ったら、

「これ、ここじゃないよ、25キロくらい先。」

と言われ、そんなバカな…と思って確認したら、

 

その友達は、”Saint-Gengoux-le-national”って町に住んでいるんですが、

ここは、”Saint-Gengoux-de-Scisse”という町でした。

 

最初の2単語しか見てなかったです。

 

という訳で適当な茂みで寝ました。

 

f:id:Keita0106:20131124201619j:plain

次の日は日曜日です。

 

持ってた食料は昼に全部食べてしまい、夜着いた小さい町ではすべての店が閉まっていてご飯が無いという状況でした。

 

f:id:Keita0106:20131125012108j:plain

さまよっていたら結構人が集まっているバーみたいなところを見つけて入ったんですけど、普通のバーとはちょっと雰囲気が違いました。

 

バーマンのおじさんが英語話せる人で、

「どこから来たの?」

「日本です」

「そうか。」

「実はここはバーじゃないんだよ。ポルトガル人労働者がたまに集まって飲む集会場的なところなんだ。」

って教えてくれました。

 

「あ、そうだったんですか。すいません…」って出ようと思ったら

「いやいや、いいんだ!ウェルカム!」って歓迎してくれて、ポルトガル人達と飲み、

最後のお会計で

「お金はいらない。君のストーリーの一部に刻んでおいてくれ。」

と言われ、その集会場を出ました。

 

f:id:Keita0106:20131125020425j:plain

思い返すと、ここまで8か月間ほぼ毎日誰かが助けてくれて、身の危険を感じたこともほとんどないし、食べ物が無くて困った時もいつも誰かに助けてもらって、

上海からここまで、自転車で走ったすべての日を覚えています。

 

そしてこの日また助けられて、

この日のことも今後忘れることは絶対ないと思います。

 

f:id:Keita0106:20131125155947j:plain

次の日の朝。

 

f:id:Keita0106:20131125161346j:plain

空が赤い。

 

f:id:Keita0106:20131125162144j:plain

f:id:Keita0106:20131125162538j:plain

けど晴れてる。

 

f:id:Keita0106:20131125163353j:plain

この日の午前中は、台風の強風域くらいありそうな向かい風でした。

こいでもこいでも早歩きくらいのスピードしか出ません。

 

f:id:Keita0106:20131125170553j:plain

そして午後はその風速のまま追い風になり、午前中の恨みを晴らしつつ一気に走り、

 

f:id:Keita0106:20131126161714j:plain

ここで寝ました。

 

もうこの時はパリからのフライト日までほとんど時間が無かったので、パリまで毎日必死でこいでます。

 

f:id:Keita0106:20131126210931j:plain

あまりに必死だったためかほとんど写真撮ってなく、見返したらこの自撮り写真くらいしかありませんでした。

 

 全然熟睡できない4連続野宿後だったので、これ撮った時めっちゃ眠かったです。

あと見ればわかると思うんですけど、シャレにならないくらい寒いです。

 

f:id:Keita0106:20131126164258j:plain

ゴールのパリを目指します。

 

近づいてくると車専用道路が多くなってきて、油断するとすぐに入ってしまいます。

 

ここまで走って来て最後パリまでパトカー、という事態だけは本当に嫌だったので細心の注意を払って走りました。

 

f:id:Keita0106:20131126201926j:plain

注意払いすぎて逆に捕まるんじゃないか、と思える道もありましたが、

 

f:id:Keita0106:20131126213032j:plain

無事、捕まることなく、

 

f:id:Keita0106:20131126224336j:plain

パリ着です。 

 

走行距離

   90km

   100km

   130km

   120km

   110km

 


自転車旅行記 ブログランキングへ

 

f:id:Keita0106:20131127214541j:plain